
今も昔もあの時も、みんな何処も変わっていないと口にする
でもおれは知っている
確かにあいつは、あの夏の日まで、おれと共に居た
あらすじ
「明日には一生会えなくなるって言ったら、おまえ、どうする?」
上田徹也は、結構バカで、運動は出来て、そんでもって顔が少し良い、もしかしたらモテてるのかもしれない、
ちょっとした不良だ。でも、何処にでもいる中学生だろう。断言できる。
だが、徹也がそう言った、その時から、徹也は”何処にでもいる中学生”ではなくなった。
終業式、明日には待ちに待った夏休み。おれと徹也の、長い長い一日が始まった――。
登場人物
上田徹也(うえだ てつや)
何処にでもいる中学生。ちょっとした不良。
無愛想だが人柄はよく、嫌う人間は滅多に居ない。慶治など、一部の人間には明るい一面を見せる。
八島慶治(やじま けいじ)
徹也の中学からの親友。同じく無愛想。
何時も徹也と共に居る為、それを嫉妬する人間や、嫌っている人間から「腰巾着」などと呼ばれている。
だが本人も徹也も気に止めていない。
本編
01 「明日には一生会えなくなるって言ったら、おまえ、どうする?」
02 「今日一日、オレに付き合えよ。拒否権は無ぇ。絶対だ」
03 「だから言っただろ? オレ、明日には二度と会えなくなるって」
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